栄養相談

栄養相談というと最初に頭に浮ぶのは栄養計算(めんどうくさい)、食事制限(食べちゃダメ)といった「できれば避けて通りたい」イメージでしょうか。

患者さまの生活スタイルを無視してしまうとイメージ通りめんどうで避けて通りたくなる栄養相談(食事療法)となりますが、患者さまの生活スタイルに目を向けると具体的に何をしたら良いのかが見えてきます。
私達はそのひらめきをお手伝いするとともに、患者さまの食事療法への思いがパワーダウンしたときに、マラソンの給水所のようにパワーが補充できるようなサポートを目指し、日々栄養相談を行っています。

当院のお食事

入院中のお食事時間は日常での生活時間に少しでも近づけるよう、朝食7:30 昼食12:00 夕食18:00となっています。
また、温冷配膳車を使いお食事の温度にも配慮し提供しています。

月に一度季節の行事や食材にこだわった行事食の日を設け、栄養士・調理師ともに入院患者さまに食事を通し、季節を感じてもらえるよう知恵をしぼった新メニューの作成に挑戦しています。

行事食

通常食

通常食

栄養管理

入院された患者さま全員に管理栄養士が病室を訪問し栄養アセスメント(栄養状態の評価)を行います。
栄養状態に問題のある方については主治医・看護師と話し合い栄養状態が改善する計画を作成します。

高齢や脳梗塞の後遺症により嚥下(飲み込み)障害のある方が安心して安全にお食事が食べられるよう、看護師・言語聴覚士とともに患者さまひとり一人に合った食事形態を話し合い、お食事を提供しています。